2007年秋ドラマ初回レビュー(その1)
「モップガール」
葬儀社に勤めることになる桃子(北川景子) は、死者の遺品にさわると、その人が死ぬ前まで時間を遡ってしまうという特殊能力を持っており、毎回、彼女は死者のために奔走する。。。というストーリーは、「トゥルーコーリング」の二番煎じだし、かなり鈍臭い桃子の性格と横柄な上司、大友将太郎(谷原章介)の組み合わせは、「ケイゾク」の二人を思わせる。
いかんせんテンポが悪い。細かいカットの積み重ねが心地よくない。構造自体にもオリジナリティがないし、こりゃいまいちかなーと思っていたけど、クライマックスの、恩師を救うために一生懸命な桃子を、将太郎が自慢の?周辺地図を使って、銀行強盗の現場まで誘導するところは、ちょっと盛り上がっていい感じでした。
全体的には、たどたどしい展開ではあるんだけど、その心根の部分は伝わってきたので、もう少し見てみようかな。
「働きマン」
フジテレビで深夜、アニメでやっていた作品が、なんと、実写になって日本テレビで放映されるとは・・・。
オープニングの人物紹介は、多分原作通りのインタビュー回答形式で、出演者が突然画面の方を向いて自分のことを語り出す、というもの。この演出はどうなんだろーねー。
昔のドラマ、「悪女について」で、一人の女性の真実を、いろんな人に聞いて回るというお話で、視聴者が聞き手となり、いろんな人を訪ねていく、というものがあったし、最近では大林さんの「明日」でもその手法が使われていたけど、「働きマン」でこの演出は、違和感ありましたね〜。
そのほかにも、結構漫画の表現をそのまま引きずっている。松方弘子(菅野美穂)が、あきれた表情をするときなど、あんぐり口を開けて両手をだらりと下げる、漫画特有のデフォルメされた表現をそのまま採用していたりする。それが故に、演出がヘタなのかといえば、さにあらず。そういう流れを阻害するシーンがあるにもかかわらず、テンポが良い。演出が上手いんですねー。「モップガール」とのクオリティの差は歴然である。
思うに、上層部のプロデューサー的な人が、演出ちゃん、今回漫画の実写版なんだから、この漫画的表現新しいじゃない、そのまま使ってみようよ、てな感じで無理矢理押しつけたのではないかという気さえする。
菅野美穂は正直頑張っている。この配役聞いたときは、違うんじゃないかと思ったけど、漫画ではすっごい仕事好きな面が前面にでていたけど、その裏側のエモーショナルな部分がきっちり表現されて深みが増している。また、初回ゲストの夏木マリが良かった。議員秘書として、あのファッションはどうなの? という気はするが、全体としては、しっとりとしたかなり良い仕上がりだったのではないだろうか。
「ハタチの恋人」
TBSの年の差カップルものと聞くと、「冗談じゃない」の悪夢が思い出されるし、昔、ドラマの枠を打ち破ったことがあるとはいえ、今のドラマに、さんまちゃんの演技が入ったらぶちこわしになるんじゃないの?、ということであまり期待していませんでした。だいたい企画のスタートからして、さんまが「長澤まさみと共演できるなら出てもいい」といったのが発端となっているわけであり、人気者と旬な女優を組み合わせただけの安直なドラマなんじゃないかと。
で、オープニング、おじさんがへんなナレーションいれてるんですよね。「大阪の男と、東京の女が出会うかもしれないし、出会わないかもしれない」的な、変なナレーションに合わせて、さんまちゃんと、長澤まさみのカットバック。誰だ?このナレーション、と思ったら、イッチャン(市村正親)でした。で、相変わらずハイテンションなさんまと、やけにはしゃいでる長澤まさみのそれぞれの生活がかなりの時間描かれる。二人はすぐには出会わない。二人のバックグラウンドを丁寧に紹介しているうちに、やがて、さんまのハイテンションな演技が気にならなくなってくるんですよねー。そして二人をどう会わせるか? と思ってみていたら、橋渡しとなったのは、ベストセラー作家、森山リュウ(市村正親)の恋愛小説。二人はそれぞれにその本を渡され、さんまちゃんは、森山リュウがかつての悪ガキ仲間と知り、彼の部屋で寝ている所に、森山リュウの部屋と知ってやってきた長澤まさみと出会うという仕組みでした。
この展開は、並大抵ではない旨さである。そのほかにもいろいろと伏線が張られており、ひとつひとつの見せ方が半端なく上手い。長澤まさみのお母さん、最初は、電話の声だけで、登場し、次の登場では、声に加えて後ろ姿、当然そのときは、電話越しでなく、生声が直に聞こえてきて、ぐっと身近に感じ。そして次の瞬間、満を持して、小泉今日子の登場となる。この登場させ方の巧みさも尋常ではない。
で、二人が会ってどんな会話があったのかは、初回では語られない。長澤まさみは、ボーイフレンドと、さんまはイッチャンと、それぞれにどんな出来事があったのか、語る途中で終わりとなる。往年の都会派ハリウッドラブコメディを見ているようである。今後は、当然、長澤まさみは、さんまを森山リュウと勘違いして、さんまは森山リュウを演じつつ、昔の恋人にそっくりな長澤まさみと付き合っていくという展開が予想されるわけで、これからかなり楽しみですね〜。
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コメント
@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
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半年間、ご覧いただけます。
旬なドラマのご紹介、ありがとうございます。
漫画を実写版ドラマにするのって、どうしても漫画のイメージが頭の中にできあがっているので、違和感を無くすのは難しいですよね。
違いを意識するのではなく、新しい作品だと思って見るほうが楽しめるかもしれませんね。
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
@nifty「旬の話題ブログ」スタッフ
投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007年10月15日 (月) 22時40分
つまんないでしょこのドラマはw
自分はさんまの長台詞でチャンネル変えました
そっから見てないけど
まだ15分しか経ってないところで
あの演出はまずいんじゃないかな・・・
細かい演出はうんぬんはさておき
全体的に見れば韓国ドラマ並みの
Lvの低さ
投稿: 隠者 | 2007年10月21日 (日) 15時33分